家庭科研究

2017年12月号 341号

*ホット・コーナー 秋田「きりたんぽ鍋」~なべっこ遠足~  大坂省子

●特集のとびら 食教育・食の安全で何をどう学ぶのか
         -TPP・種子法廃止・食糧主権はどうなる?
 <論説>貿易・TPP関連に関する世界と日本の現状
  -農業や食の安心・安全などへの影響は  内田聖子
 <資料>「食育基本法」と食糧自給率Q&A-食育と「家庭科の食教育」
 <資料>種子法の廃止について
 <参加取材>国際シンポジウム2017「たねがいのちをつなぐ」より
  農民の権利・食料主権とは何かを考え、将来に種をつなぐ
 <インタビュー>タネ屋の野口勲さん(野口種苗研究所代表)を訪問
  30年前から農薬無散布・無化学肥料で野菜づくりをしている農家40世帯の取組み
 (群馬県高崎市)
 <高校実践>コンビニエンス・ストアの弁当から見えてくるもの  轡田徳子

●第52回家教連夏季研究集会報告
 〈記念講演〉わたしの終わらない旅  坂田雅子
 〈全体学習会〉子どもたちは家庭科の学びを待っている
    -新学習指導要領をどう受けとめるか  鶴田敦子
 特別支援教育分科会
 小学校分科会
 中学校分科会
 高校全体会・分散会
 技術交流・交流の広場
 感想発表
 集会参加者の声

●連載
 *あ・あ・か・て・い・か  災害に備えた住まい方について考えよう
  ~中学1年生の授業を通して~  山川尚子
 *教育情報 家教連から文科省要請を行いました  知識明子

●読者のひろば
 *各地から<広島> 「ヒロシマ」から「ひろしま」へ
   ~広島市の平和教育の現状~  佛圓弘修

2017年10月号 340号

*ホット・コーナー 津軽の郷土菓子「笹餅」  竹田弘子

●特集のとびら 「家族・保育・高齢者介護」を
         学習題材としてどのように取り上げるか
 <講演>現代の家族問題とこれからの家族のゆくえ  講師:湯山薫
 <実践・中>幼児の生活と家族  石田ゆかり
 <実践・高>高齢者福祉の取り組み  板倉由希子
 <調査資料>中学校「ふれあい体験学習」実施状況の報告  報告者:筧敏子
 福祉国家の例を探る デンマークの高齢者介護
  -高齢者向け住宅・居住施設を中心に  小川裕子

●実践
 〈特〉野菜を育て、八百屋さんをしよう
    -わかば農園からわかば八百屋さん、そしてわかばレストランへ  足立美智子
 〈小〉生活が成り立つための技能を学ぶ解放感
    -思春期の入り口に立った自分と生活を見つめる「食」の実践  小薗尚子
 〈中〉栄養素のはたらきと調理実習の関連をはかった食生活の学習
    -「おにぎらず」で栄養バランスのよい食事をととのえよう  西村頼子
 〈高〉服飾科における課題研究の取り組みについて
    -学習成果発表会へむけて  宮坂知子

●連載
 *退職者~こんなことしてます 古希を迎えて-悲喜こもごも  大津りう子
 *教育情報 核兵器禁止条約が採択  知識明子

●読者のひろば
 *実践交流のひろば 手づくりおもちゃで実りある保育実習  鴻森愛子

2017年8月号 339号

*ホット・コーナー 長野県~ニラせんべい~  近藤浩子

●特集のとびら 子ども・青年を生活の主人公に-いま、人権はどうなっているのか
 <論説>基本的人権が尊重される社会をめざして
  -コスタリカにみる人権と教育  久保田貢
 18歳選挙権時代の子どもの人権  伊藤千尋
 子ども食堂の広がりは何を意味するのか  齊藤美保子
 難民化する子どもたち-仁藤夢乃氏講演会を受けて  宇野明信
 高校生がみた「日本の学費とブラックバイト」  森本胡桃・編集部

●実践
 〈特〉さつまいものお菓子を買ってください
    -収穫したさつまいもで茶巾絞り  清水佳子  〈小〉「幸せな人生」へつながる授業とは
    -15分間の常時活動を「経験重視」の価値ある時間へ  久保勝哉
 〈中〉自分の「生き方」を考える技術・家庭科の指導  牧野優子
 〈高・必〉沖縄修学旅行事前学習から食生活について考える  犬養健一

●連載
 *あ・あ・か・て・い・か  大学での生活を通して考える家庭科  星野亜由美
 *教育情報 「家庭教育支援法案」の提出に反対する家教連声明  知識明子

●読者のひろば
 *実践交流のひろば 目標は生徒の生活に寄りそった授業
  -生徒の感想は?  森弘子
 *各地から(福島) 「福島の被災地をめぐる」ツアーその後
  -震災7年目をむかえて  鈴木裕子

2017年6月号 338号

*ホット・コーナー 群馬の郷土料理「おきりこみ」  今村井子

●特集のとびら 家庭科における「原発と放射能」の授業を考える
  <2017年 家教連冬の研究会報告>
 <論説>いのちとくらしをを守る家庭科が取り組む原発・放射能も授業
  -次期学習指導要領を見すえ主権者としての学び方を考える  鶴田敦子
 <実践・特>放射能と子どもの健康
  -絵本やビデオの視聴をとおして考えよう  森下育代
 <実践・小>伝統食「みそ」から「食の安全」を考える  鈴木智子
 <実践・中高>調理によって放射性物質は減らせるのだろうか  石津みどり
 <実践・高>「ヨモギ団子づくり」から考えはじめる放射能と科学・技術の授業
  -家庭科の授業にも民主主義を  明楽英世
 冬の研究会まとめ  研究部
 <資料>原発と放射能のQ&A ~体・食べものは~  編集部

●実践
 〈小〉ものや人と関わり、友と学び合いながら課題を解決していく授業のあり方
    -洗濯の題材をとおして  松澤美佳
 〈中〉初めての保育実習に取り組んで  上田真弓
 〈高・必〉みんなで考える家庭経済の授業  松本亜紀

●連載
 *退職者~こんなことしてます 地元でこんなことを  秋葉紀美子
 *教育情報 学習指導要領改定案についてのパブリックコメント  知識明子

●読者のひろば
 *実践交流のひろば 子どもと社会-子どもの権利条約をとおして  江本玉恵
 *各地から ずく出して長野へ
  -第52回家教連夏季研究集会開催地から  松尾裕子

2017年4月号 337号

*ホット・コーナー 名古屋雑煮  田中洋美

●特集のとびら 新年度が始まる、家庭科の授業は
  -子どもの生活からスタートする教育課程を考える
 <論説>これまでと全く異なる学習指導要領の改訂
  -戦後教育が培ってきたものを壊す  齊藤弘子
 <論説>家庭科は自助・共助を担う教科か?
  -学習指導要領改訂に向けての中教審答申から  海野りつ子
 <座談会>子どもの生活からスタートする私たちの教育課程を考える

●実践
 〈特〉家族の一員としての役割を果たしながら、
    自立に必要な家庭生活スキルの定着をめざす授業の工夫  下鳥香
 〈小〉高校から小学校の家庭科専科へ子
    -6年1・2学期「食生活の授業」をふり返って  太田美由紀
 〈中〉地域に生きる子どもたちを育てたい
    -金融教育での取組みから  小口博子
 〈高・必〉「子どもの権利条約」について学ぼう  山田祐里子
 〈高・必〉高齢者の介護問題を考える  鈴木恵子

●連載
 *あ・あ・か・て・い・か 被服教材3種  松尾佳津代
 *教育情報 「家庭教育支援法案」のねらうもの  知識明子

●読者のひろば
 *実践交流のひろば 子どもたちと遊ぼう・作ろう-保育実践から  平形明子
 *各地から 草の根の草は燃えました-新潟からの報告  立石由美

2017年2月号 336号

*ホット・コーナー 千葉県~太巻き祭り寿司~

●特集のとびら 若者の労働問題、働く権利と学び
 <論説>労働法制の動きととワークルール教育
         -労働相談の現場から  林裕介
 青年の生活実態から高校家庭科「家庭経済」の授業を考える  井上えり子
 卒後支援にかかわって
  -定時制高校の進路指導から見える若者の就労状況  田中和男
 男女がともに働ける環境を求めて-中学校「公民」の授業  川原泰寛

●実践
 〈特〉東京都立・特別支援学校での取り組み 染色の袋物製作
  -家庭と美術のコラボレーション  編集部
 〈小〉子どもたちに生活体験をたくさん積ませたい  畠中恭子
 〈中〉体験を交えた保育授業-中高6ヶ年の学びを通して  藤巻唯
 〈高・選〉原発事故後の子どもの健康と放射能  若月温美
 〈高・必〉家庭総合1年 誰もが自由に生きられる社会を
  -性的少数者(LGBT)を扱って  渋谷絹子

●第51回家教連夏季研究集会報告
 〈テーマ別分科会②〉性の多様性をどうとりあげるか
  -セクシャルマイノリティの子どもと家庭の声を受けとめて  日高康晴
 〈テーマ別分科会③〉地域の絆で無縁を包み込む
  -コミュニティー・ソーシャルワーカーとして地域にかかわる  勝部麗子
 〈テーマ別分科会④〉健康でエコな石けん生活
  -洗剤やその他の生活用品について考える  長谷川治
 〈テーマ別分科会⑤〉家庭科で何をどう教えるか  知識明子

●連載
 *退職者~こんなことしてます
  穏やかに思える日本-「平和」を消さないで  稲守佐世子
 *教育情報 次期学習指導要領で家庭科はどうなる?  知識明子

●読者のひろば
 *実践交流のひろば 家庭科ワークショップのあるカフェ  石引公美
 *各地から(北海道) 想定「100年に一度」を超える大雨
  復旧、復興を急いで安全な食生活を  吉澤澄子