かもがわ出版 2,095円+税<2000年9月発行>
鶴田敦子・高木 直・福留美奈子・金綱敦子

食生活を語るとき、「農業と米」は、はずすことのできない重要なテーマだ。 しかし、授業の中で実際に触れられる時間は少ない。 本書では、家庭科を中心に、今まで蓄積されてきた実践を総合的な学習の 時間とリンクさせて読みやすく紹介している。

 Ⅰ 「米」(食と農)をテーマにする学習はなぜ重要か
 Ⅱ 米からはじめる総合的学習-消費者学習として
    一、六年間を見通して育てる「育・食・遊」
    二、感激!米ができた
      ・「作った米はおいしいよ」
      ・家庭科で「米作り」十年
    三、農家の人はすごいね!
      ・農家の人に手紙を書いた
      ・無農薬合鴨米を食べた
      ・都市の中の水田 
    四、討論しよう!
      ・食糧自給を学ぶ
      ・ディベートで生徒が燃えた
      ・トックッから日本の米、地球の裏側を考える
    五、一粒の米から地球環境まで
    六、未来の教師が米の教材研究に取り組む
 Ⅲ 家庭科教育の可能性